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ゼノサーガの謎 その2 攻略天国 - ゼノサーガ エピソード2 善悪の彼岸

ケビン・ウィニコットについて

 

 ケビンについては、外套者であるという予想とは別に、もう一つ考えられる役割がある。
 それは、ヨアキム・ミズラヒ博士の助手であったということである。
 エピソード1時に接触小委員会の委員たちが「ボロメオ大学を主席で卒業した少年がエアキム博士の助手をしていた」という会話をしている。
 これは、ケビンのプロフィールとも合致する。
 ケビンが大学を卒業した頃には、まだU-TIC機関は設立されておらず、優れた頭脳を持つケビンが、当時最高の頭脳が集まるヨアキム博士が主催するミズラヒ脳物理研究所に入るのは自然の流れと思われる。
 また、ケビンはレアリエンについても詳しい知識を持ち合わせていたようである。これは、レアリエンのメンタルケアをした時のシオンの発言から分かる。
 KOS-MOSの人口脳の開発に関する知識やレアリエンの知識は、ミズラヒ脳物理研究所で得たのではないだろうか?。脳の研究については世界最高権威であるヨアキム博士の助手として働いていたとすれば、自然に脳とレアリエンについて詳しくなっていくのは同然である。この時期、ヨアキム博士は娘のサクラを救うために脳の研究とモモの開発に全力をあげていた可能性が高い。
 以上の理由により、ケビンはヨアキム博士の助手であった可能性は高いと思われる。ただ、恐らく赤の外套者となっているケビンがヨアキム博士の助手であった頃の記憶があるかどうかは不明である。それは、ロスト・エルサレムへと至る道を探しているヴィルヘルムの傍らにいるのに、その鍵となるKOS-MOSの開発に携わらないのは矛盾しているからである。
 もっとも、彼では真の意味でのKOS-MOSを完成させることができない可能性はある訳だが・・・。

 

秩序の羅針盤

 

 ヴェルヘルムが所有している秩序の羅針盤であるが、この台座はかつて地球に存在していたものである。
 オリジナル・ゾハルが発掘現場で、ゾハル型のプレートをはめ込んだ石版と同じものである。
 発掘現場では、石版にゾハル型プレートをはめ込んだ時にゾハルは起動した事から考えると、ゾハルの起動キーの一つであると思われる。

 

オリジナル・ゾハル

 

 A.C世紀に地球で発見された物体。発見時の経緯を見ていると、ゾハル自体は昔からそこに存在していたが人間が知覚できなかった。それを石版にゾハル型プレートをはめることで人間に知覚できるようにしたように思える。
低次元のものが、より次元の高いものを知覚することはできない。通常その残滓を観測できる程度に留まる。エミュレータですら局所事象変異を起こす代物であることから、オリジナルはさらに物凄いポテンシャルを秘めているものであろう。まさに、高位次元の代物である。
 そうすると、ゾハルとは高位次元に至る扉とは考えられないだろうか?。そして、エピソード2のラスト近くでアルベドも高位次元の存在について言及していとおり、U-TIC機関を始めゾハルを狙っている集団の目的は、ゾハルを使い高位次元の存在にシフトしようとしているのではないだろうか?。

 

ヴォイジャー

 

 ジギーの妻子を殺害したのは、ヴォイジャー。
 オフィシャル設定資料集に「ジギーの妻子を殺害した男がジギーと同様に100年の時を越えて、存在している」との記載あり。
 100年前のジギーとの接点は、ヴォイジャーはU.M.N.を介した凶悪なサイバーテロ行為を繰り返す犯罪者であり、ジギーは連邦警察特殊作戦司令部に所属しヴォイジャーを追っていたようである。

 

ジギーの過去

 

 エピソード2でヴォイジャーに対して憤怒の感情を見せたジギーだが、理由は上記の通りである。
 また、エピソード1でアンドリュー中佐がグノーシス化したときにジギーが呟いた「同じだ・・・あの時と」は、ヴォイジャーがグノーシス化したことを示している。ジギーはそれを目撃し、ヴォイジャーと戦っていると思われる。
 そして、戦いの後に自殺に至ったのではないかと思われる。

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