ポピュラスについて 攻略 - SFC版ポピュラス
ポピュラスについて
ポピュラスの作者は ピーター・モリニューって人で、このSFC版は、移植作品の一つです。
あなた(プレイヤー)は「神」となって、あなたの信者を導き、敵対する神(悪魔らしい)とその 信者を倒して行くと言うゲームです。
リアルタイムで人が自由勝手に動きまわり、土地の上げ下げによって大地を直接造形できるこの世界で、 あなたはあなたの信者を増やすために土地を用意し、敵対する神とそれに従うものをを倒す為に天災を起こし、 信者に指示を与えます。
斬新なアイディアのこのゲームは世界的にヒットし、色々な機種に移植されています。
私とポピュラス
箱庭型ってシミュレーションゲームのハシリ(だ、そうです)になった このゲームとの出会いは、うちにスーファミがやって来た時の事です(つまり スーファミの発売日から1ヶ月後です)。
プレイヤーは「神」になって、この(ゲーム中の)世界に住む自分の側の人間に 指示を出して、敵の神(=悪魔)の手先になってる人間を滅ぼすって言う、かなり 傲慢なゲームです。しかも、ものすごいなぁ、と思ったのは、単に傲慢なばかりじゃなくて、 敵側を「全滅」させて初めてその面がクリアできる事になります (ここらが、キラーゲーム(=大量殺戮ゲーム)と言われる所以ですね。 実際すごい(えぐい?)設定だよね〜)。
設定のヤバさは、まぁ洋ゲーって事でおいといて、世界を俯瞰する視点の3D画面と、 その世界の中でリアルタイムで勝手に動き回る人間の様子はほんとに新しかった。
この世界で土地を作ったり、天災を起こしたりして、自分の側の人間を増やしつつ、 悪魔側の人間を倒して行くのですが、その為に必用なパワー元は「人口力」とでも言うの かなぁ・・味方人間が増えていくとゲージが上がって行ってよりものすごい天災を 起こせるようになるって仕組みになっているのです。全知全能の神ってよりは、 信者力が上がるにつれてより神らしくなっていくって部分も妙におかしい。
#ただ、設定の傲慢さに比べて、プレイそのものは、序盤でこそ面白おかしい って言うか残虐って言うかやりたい放題の困った神様やってられるのですが、 面が進むとかなり難易度の高い面が次々出てきて、信者死なさないように そりゃもうおおわらわで、これが神ってんなら、信者はやってられんなぁ、 つか(それが出来るなら)いっそあっちに転んだ方がキミ等にはしあわせよ、 って面がかなりありました。
最初にしなきゃいけないのは「造成」。人が暮らせる土地を作って広げて行くのですが、 その地面を作って行く作業がまた、すごく新鮮で、画面上にある地面をを上げたり下げたり して住み易い土地を用意すると、出来た場所に人がやってきて家を作る(用意したからと言って 必ずそこに来るって訳でもないのがまた面白いねんけどね)。家を建ててしばらく 経つと出来た家から人が出てきて、新しい家を作る、って感じに人と家がリアルタイムで 増えていく様子がそのまま見える。で、その家の形が、土地を平らにして広げていくと どんどん大きくなっていって、最終形態は「城」。
想像つき難いかもしれないけど、リアルタイムで人が動いて、家が出てきて大きくなって、 プレイヤーはそれ見ながら同時進行で家を作れるように土地を広げて行くこの作業は、 ターン制のシミュレーションゲームにはない面白さがあった。そして、 このアイディア(それを視覚的に表現しちゃったってのも込みでね)は、 ほんとにすごいと思った。