仔馬（3歳）

ここからデビュー入厩OKと言われるまでの1年ないし半年もしくは3ヶ月間が、
仔馬の能力を判断する上でとても重要な期間です。

すべてはこの王監督似の牧場長から仰せられる言葉が運命を握っているのです。

基本的に3歳を迎えたら、
1月1週から入厩OKと言われる間は毎週かかさずコメントを見てあげてください。
該当の能力が基準を超えていた場合、牧場長がそれを教えてくれます。

言われるコメントは以下の９つです。

3歳になりました

・　スピード感あふれる走りを見せています
・　スタミナがかなりついてきました
・　抜群の勝負根性を持っています

・　とても丈夫な馬でみっちりきたえられています
・　ただ　ちょっと脚元に不安があるようです

・　とても落ち着いている馬です
・　ちょっと気性面でうるさいところがあります

・　早い時期にデビューできそうです
・　どうもオク手のタイプのようでデビューは遅れるかもしれません
・　ちょっと大きい馬なので　仕上げるのに時間がかかりそうです

これらのコメントを受けた馬は本当にその能力を持っています。
ただあくまで水準を超えた能力を述べているだけで、程度までは判断してくれません。

コメントは隔月で繰り返されるようになっているので、
1月を見逃したとしても3月でまた見ることができます。2月も4月にと同様です。

しかし大体の馬は4月でデビューOKと言われてしまうので、
見る機会はあまりないかもしれません。
なので2月は見逃さないようにしましょう。

以上を踏まえると、1月1週〜2月4週までコメントを見れば以降は見る必要はないという事です。
…基本的には。

下にコメントを説明してみました。

スピード感あふれる走りを見せています

スピードを一定以上持っているとコメントされます。
主にレースの直線の速度に影響します。
またスタート直後の速度や道中（直線までの展開）の位置取りにも
影響を及ぼします。

スタミナがかなりついてきました

スタミナを一定以上持っているとコメントされます。
主にレースの直線でのバテにくさ、道中でのバテにくさに影響します。

抜群の勝負根性を持っています

勝負根性を一定以上持っているとコメントされます。
レースの直線、他馬より1/2馬身以内で後ろにいると
騎手がムチを叩き始めます。

この時が勝負根性を発揮している時です。
スピードが上昇します。上昇具合は勝負根性の高さによります。

また、並んでムチを叩いている時（勝負根性発揮中）は、
スタミナが減らないという絶大なメリットがあります。

とても丈夫な馬でみっちりきたえられています

ただ　ちょっと脚元に不安があるようです

健康具合を表しています。
主に故障発生率に影響を及ぼしますが、馬の体調自身にも影響します。

とても落ち着いている馬です

ちょっと気性面でうるさいところがあります

気性の良さを表しています。
主にレースでのいれ込み頻度、道中の展開の安定度に関係します。

あまりにも気性の悪い馬はブリンカーといわれる覆面を装備させられたり、
牡馬の場合は去勢手術の診断をされたりします。

早い時期にデビューできそうです（早熟）

どうもオク手のタイプのようでデビューは遅れるかもしれません（晩成）
ちょっと大きい馬なので　仕上げるのに時間がかかりそうです（晩成）

成長タイプを表しています。それぞれピークの時期が違います。
その馬が「持続」だった場合も「早い時期に〜」がコメントされます。

晩成の２つのコメントは、成長には差はなく
馬体の具合でコメントが変わります。

育った故郷ともついにお別れです。