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Q&A 成長

成長タイプには早熟、普通、晩成の3つだと書きましたが、細かくはそれぞれのタイプに2つずつ、

 

超早熟 早熟 普通 遅普通 晩成 超晩成 の6つが存在します。

 

普通以降の成長タイプは入厩時期でおおまかに判断できますが、
超早熟と早熟はどちらも入厩時期が同じであるため、実際に走らせてみないと判別不能です。

 

 

 

 

 

 

成長タイプ

 

入厩時期

 

 

 

普通

 

 

4月1週

 

 

遅普通

 

 

4月2週〜5月4週

 

 

晩成

 

 

6月1週〜8月4週

 

 

超晩成

 

 

9月1週〜12月4週

 

 

 

経験上ですが、遅普通の5月4週や晩成の8月4週デビューOKといった、その成長タイプの
上限いっぱいだった馬は卓越したスピード能力の持ち主であることが多いようです。
もしこのような馬が出てきたら期待していいかも?

 

 

 

 

 

早熟の馬は成長タイプの都合上どうしても調教を多く積むことができず、
他の成長タイプに比べ損をしているといえます。
私が早熟の馬を嫌うのも上のような理由です。

 

ブリーダーズカップでは是非とも調教での能力アップを限界まで、
そしてピーク時での登録を行いたいところです。持てる力のすべてを出したいものですから。

 

こうなると一見早熟の馬は不利に見えますが、やり方次第ではそのハンデをなくし
他の成長タイプと同じ条件でブリーダーズカップに臨むことが可能です。

 

成長がピークに達成し、ある程度期間が過ぎると今度は衰えが始まりますが
この衰えは具体的にはレースに出走した瞬間に決まるので、
衰えが見える直前からレースに出すのを控えれば、そのままピークを維持することができます。

 

なので早熟馬といえどもある時期からはレースに出さずひたすら調教すれば
能力のすべてを引き出すことができます。
完全にブリーダーズカップ狙いなら、競争成績はそこそこにして調教を始めるのも手です。

 

なおレース出走で衰えが発揮されると書きましたが、
逆に成長している間はレースに出走しないと成長しないということはありません。
一走もせずとも成長はピークまで達成します。
また馬の回復力(体調や疲労に関係)もピーク時期が最も高いようです。

 

 

 

衰えで下がる能力は主にスピードと根性のようです。
印としては一番右が特に薄くなります。

 

調子も悪くないのに、今までなんでもなかった馬にここを取られるようになってしまったら
その馬の競走馬としての寿命はもう尽きようとしているかもしれません。

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