調子
入厩後は馬を調教して調子や馬体を調え、レースに挑むことになります。
馬の調子によって調教師のコメントが違い、これを物差しにして判断していきます。
調子には馬によって個体差があり、
・ 調子が上がりにくい代わりに下がりにくい馬
…の3パターンがあるようです。
しばらく調教して馬のサイクルを判断できると、うまくレースに臨むことができるので
また牝馬は全体的に調子の変動が激しいです。繊細ってのは大変なことで。
コメントと調子の詳細を下に載せてみました。 |
だいぶ重いようです
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最初に厩舎に入れた時のコメントです。
14kgほど絞ると「まだちょっと太め〜」に変わります。
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まだちょっと太めです
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もう少しスマートのほうが調教師の好みのようです。
なお最も能力を発揮できる馬体である「ベスト体重」は、
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少しずつ調子は上向いてきましたが 本調子にはまだまだですね
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調子 30% 上向き |
体重の増減 +2 〜 +4 |
調子は最悪を脱出したところです。
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毛ヅヤもガラッと良くなってきて だいぶ調子が戻ってきました
だいぶ疲れも取れたようです カイ食いも良くなってきました
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調子 50% 上向き |
体重の増減 +2 〜 +4 |
少し調子が上がってくるとこの台詞になります。
「だいぶ疲れも取れたようです」 は馬体がベスト体重よりも下の場合に言われます。
普段はなるべく「毛ヅヤ」を保つようにしたほうがいいでしょう。
また、これ以下の調子でレースに出しても、相応の力しか発揮できない上、
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順調にきています もうひと追いすればカンペキです
調子が上がってきました 今度はきっとやってくれるでしょう
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調子 70% 上向き |
体重の増減 +2 〜 +6 |
かなり仕上がっている状態です。
「調子が上がってきました」 は前走が2着以下の場合にコメントされるようになっています。
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いい状態に仕上がりました
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調子 90% ─── |
体重の増減 +2 〜 +6 |
最高の状態です。
狙っているレースはこの状態で出したいものです。
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相変わらず元気です 調子はまずまず良いようです
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調子 80% 上向きor下向き |
体重の増減 +2 〜 +6 |
基本的に調子は下がり気味ですが、
下がるタイプの場合は多くの場合、レースに出せる最後のチャンスなので
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調子は特に良くもないし 悪くもありません
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調子 50% 下向き |
体重の増減 +2 〜 +4 |
調子は下がっています。ここから上がることはありません。
ここの期間が長いと復帰に手間がかかってしまうので、一番厄介な調子といえます。
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このところ少しバテ気味で ちょっと調子が落ちているみたいですね
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調子 30% 下向き |
体重の増減 -2 〜 +2 |
かなり悪い状態ですが、まだもう一段階下があります。
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このところずっと調子がかんばしくないようです まだ期待しないほうが…
カイ食いが落ちているようで あまり体調が良くありません
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調子 20% 下向き |
体重の増減 -4 〜 +2 |
調子は最悪です。
「カイ食い」 はベスト体重よりもマイナスの場合に言われます。
無事ここを脱出すると、「少しずつ調子は〜」と言われ、調子は上向きに変わります。
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いかに不調を短くするかが肝ですが、
私は不調の時に併せ馬を連発してすぐにここを終わらせ、
これは併せ馬を行ってその週に「順調に〜」になると、翌週することで
「放牧」は調子をリセットする効果があるので、調子が下向きの時にうまく出すと
最低1ヶ月は放牧する必要がありますが、不調が長く続くよりかはずっと建設的です。
特に意味はありませんが、 |