成長

盛者必衰という言葉があるように、どんなに勢いが盛んなものでも必ず終わりがやってきます。

最近レースで印が弱くなってきた、直線でも以前の伸びがない…
長年を共にしてくると、やがてそんな時期がやってきます。

成長タイプによって衰える時期はある程度決まっており、
早熟な馬は若くから活躍できる分枯れるのもそれだけ早く、
晩成の馬は逆に年を取らないと調子が上がってきません。

おおまかに分類するとこんな具合です。

※持続とは厳密にいうと成長タイプではなく、衰えるのが遅い早熟馬のことを指します。

衰えてしまうと、今までなんでもなかったレースですら勝てないほど弱くなってしまいます。

そのまま走らせても問題はありませんが、
これから活躍の見こめない馬を走らせるのも酷でしょうし
労いの意味も込めて素直に引退させてあげてはどうでしょうか。